福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館

イベント情報

2020年2月21日~2020年3月17日

資料館復原解説「亡き子に供えた『こけら経』の復原」(一乗谷朝倉氏遺跡第46次発掘調査を元に再現)

一枚一枚のこけら経 一枚一枚のこけら経

出土状況 出土状況

こけら経を作るには、たくさんの薄い木の板が必要です。第46次発掘調査の時に書かれた日誌には、こけら経一束の直径が26㎝と記録されていました。そこでこの復原企画では、実寸の太さにするにはどれくらいの枚数が必要になるのかを検証しながら制作したところ、一束に3500枚が必要だということがわかりました。法華経の文言を句毎に数えると全部でおよそ6840句なので、一乗谷のこけら経が2束で一組なのは、2束で法華経全品(28品)を書写しているからであろうと思います。また、筆を使ってなるべく早く「南無妙法蓮華経」を書こうとすると、机に板を一枚一枚置いて書くよりも、左手に数枚の板を持ったままで書いた方が楽でした。後から気が付いたことなのですが、絵巻物に僧がこけら経を作成している場面を描いているものがあり、同じように書写していました。実際に作ってみなければわからないことは、ありそうです。

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