【3/18開幕!】トピック展「戦国時代の道路と町屋」

展示情報

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一乗谷朝倉氏遺跡の発掘調査で出土した遺物を展示します。特に赤渕地区の調査で確認した、城下町の幹線道路と道路沿いに配置された町屋・寺院でのくらしについて紹介します。

 一乗谷左岸に位置する赤渕地区の発掘調査では、城下町を南北に貫く幹線道路とそこから東に分岐する東西方向の道路「上殿ノ橋ノ通」を確認しました。

 また、道路沿いには小規模な屋敷地が立ち並んでおり、職人や商人が生活した町屋のあとと考えられます。町屋からは、藍染に使われた可能性のある越前焼の大甕を埋めた遺構など、職人たちの活動のあとが残されていました。今回の展示では、職人たちが使用したと考えられる鑿や砥石、坩堝、石臼などの道具のほか、周辺に存在した寺院に由来する仏具や輸入陶磁器を展示し、城下町の中でも町屋や寺院が集中する地区でのくらしを紹介します。

 

主な展示品

 一乗谷朝倉氏遺跡出土資料   

  • 中国産輸入陶磁器(染付大皿、皿、白磁皿ほか)   
  • 銀粒子が付着する坩堝   
  • 鉄製鑿   
  • 銅製灯明皿   
  • いろは歌が線刻された硯 他

 

イベント情報

学芸員による展示解説

展示を担当した学芸員がトピック展の見どころを紹介します。

日時:4月29日(火・祝) 13:30~14:00

場所:本館2階 特別展示室

解説:川崎雄一郎(当館学芸員)

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