リブ付き装飾ガラス容器

朝倉館跡の井戸から出土したリブ付の装飾ガラス容器です。これまでガラス稜鉢などの名称で呼ばれてきましたが、ガラス工芸史などの研究者によって海外の美術品など所蔵の資料から「ゴブレット」といわれるワイングラスのような形状であったことが推定できました。化学分析の結果、ソーダ石灰ガラスであることが判明しています。材質や形状から16世紀中頃のベネチアで製作されたベネチアングラスと考えれます。

資料名 リブ付き装飾ガラス容器 ふりがな りぶつきそうしょくがらすようき
ギャラリー番号 G024 指定 国指定重要文化財
法量(cm) 3.5×4.0 時代 戦国時代:16世紀