医師の屋敷跡から出土した輸入陶磁器

『湯液本草』の炭化紙片や薬の調合などに使われたとみられる乳鉢や匙が出土した屋敷を医師の家と推定しています。『湯液本草』は中国の医家、王好古が1241年に著した医薬書で常用薬が厳選され、効能などが簡潔にまとめられています。また、同屋敷からは、中国製などからの輸入陶磁器が多数出土したことも特筆すべきことといえます。当時としても骨董品として扱われた憂品が存在します。

資料名 医師の屋敷跡から出土した輸入陶磁器 ふりがな いしゃのやしきあとからしゅつどしたゆにゅうとうじき
ギャラリー番号 G009 指定
法量(cm) 時代 戦国時代:16世紀