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10 上殿(うえどの)・馬出(うまだし)・小見放城跡(こみはなちじょう)

上殿には、蔵と推定される石敷(いしじき)の礎石建物跡が見つかっています。馬出には、南北方向に走る道路跡や屋敷跡が見つかっています。馬出の北側の高台には、無数の平場(ひらば)があって、ここには多くの屋敷があったと推定されています。馬出の付近には、尾根を断ち切り敵の侵攻を防ぐための堀切(ほりきり)や尾根状に造られた小城(こじろ)、小見放城といった櫓(やぐら)跡もあります。ここから山頂を目指して登りますと、途中に、安山岩(あんざんがん)に線刻された磨崖仏(まがいぶつ)や石製の不動明王(ふどうみょうおう)が座り、戦国時代の水源だったと伝えられる湧水「不動清水(ふどうしょうず)」をみることができます。麓から1時間ほど登ると、千畳敷(せんじょうじき)などからなる山上御殿群(さんじょうごてんぐん)に到達することができます。