将棋の駒

昭和48年、朝倉館跡の外濠から174枚の将棋の駒が出土し、共伴した木簡から永禄年間(1558~70)のものであることが判明しました。形態は主に桧のへぎ板を駒形に手作りしたもので、墨書・彫り駒があります。また、進行方向を示す墨線も確認できます。1点だけ出土した「酔象・太子」駒から、現在の将棋の一段階古いタイプであることが推定できます。これらの駒は「朝倉駒」と命名されています。

資料名 将棋の駒 ふりがな しょうぎのこま
ギャラリー番号 G003 指定 国指定重要文化財
法量(cm) - 時代 戦国時代:16世紀